目の下のしこりを除去した後、凹みは生じますか?

劉達儒醫師 · 2026/8/6

目の下のしこりを除去した後、凹みは生じますか?

目の下のしこり、饅頭化(オーバーフィル)、および繰り返す腫れに対するフィラー修復の症例を頻繁に共有しておりますが、多くの方が本当に懸念されているのは以下の点かと存じます。

目の下のフィラーを除去した後、凹凸が生じないか?
元々膨らんでいた箇所が、除去後にそのまま凹んでしまわないか?
笑った時に不自然にならないか?

本日は、実際に再診にお越しいただいた患者様の症例を通じ、様々な角度から修復成果をご覧いただきたいと思います。

この患者様は目の下への注入後、長期にわたり反復的な腫れ(平均2〜3日に一度の腫れが1年以上継続)と局所的な硬塊が見られました。他院での処置後も間欠的な腫れが続き、外見上の問題だけでなく、大きな心理的負担となっておりました。

当院での評価の結果、超音波ガイド下低侵襲な手法を用い、持続的な刺激の原因となり得る目の下のフィラーの大部分を除去いたしました。

2ヶ月後の再診時の経過は以下の通りです。

目の下の両側にあった顕著な腫れと硬塊は著しく減少し、正面、45度、側面から観察しても、治療前より輪廓が滑らかになっています。

特に注目していただきたいのは、写真の「無表情」と「笑顔」の対比です。フィラー修復は静止画の状態だけを見て判断することはできません。無表情の時は平坦に見えても、笑った瞬間に凹みや段差、不自然な引きつれが生じるケースがあるからです。そのため、治療においては静的な輪廓だけでなく、表情筋が動く際の組織の変化を考慮する必要があります。

本症例の再診結果は以下の通りです:

✓ 明らかな凹みは生じていない
✓ 目立つ凹凸はない
✓ 静止時の目の下のラインがより滑らかになった
✓ 笑顔時の動的表情が自然である
✓ 低侵襲な針孔は再診時にはほぼ判別不能

フィラー修復は「ただ除去すれば良い」というものではありません。

目の下の組織は非常に薄く、繊細な構造をしています。重要なのは、フィラーの分布、深さ、組織反応、および本来の目の下の輪廓に基づき、除去すべき量を精密に判断することです。これにより、腫れや刺激を軽減しつつ、自然な支えとラインを維持することが可能となります。

フィラー修復の目的は、単にフィラーを取り除くことではありません。患者様が無表情の時も、笑顔の時も、本来の自然な表情を取り戻すことにあります。

本症例は、長期的な効果を確認するため、引き続き経過観察を行います。

本症例はご本人の同意を得て、医療教育目的で共有しております。
患者様ごとのフィラーの種類、注入層、組織の状態、および炎症反応は異なるため、最適な治療法や結果には個人差がございます。写真は個別の症例の記録であり、すべての患者様に同様の結果を保証するものではありません。

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